~スプリングヘアゴムが伸びた!切れた!~直りますよDIYで(費用ゼロ)

我が家のスプリングヘアゴムたち DIY
我が家のスプリングヘアゴムたち

スプリングヘアゴムのトラブルを解決する記事です。
「広がってしまった」「切れてしまった」の対処方法を紹介します。

・必要なものはお湯とライターだけ。
・DIYにかかる費用はほぼゼロ。

はじめに

こんにちは!
アンドレです。

スプリングヘアゴムを使っていて

「いつも通り髪の毛を束ねているのにすぐ緩んでしまう」
「固く縛りたくてもすぐに伸びてしまう」
「切れちゃった!」

と困ったことはありませんか?

可愛いデザインのものが多いし、髪を束ねても跡がつきにくいといった特徴から愛用されている方も多いのではないでしょうか。

わが家では妻と娘が毎日愛用しています。スプリングヘアゴムは基本的に水が染み込まない素材でできています。
なので入浴中やお風呂上りにとっても重宝します。

一般的なノーマルのヘアゴムは、濡れるとしばらく乾きませんよね。濡れたままヘアゴムをしまうのは不衛生で気を遣うし、いちいち乾かすのも面倒です。そんなわけでわが家ではスプリングヘアゴムの出番が多いわけです。

ちなみに「スプリングヘアゴム」、わが家では「クルクル」と呼んでいます。

そんなスプリングヘアゴムですが、もちろん消耗品です。使っていれば当然伸びてしまったり切れてしまったりします。

ダメになったならまた買えばいいのでは?そんなに高いものではないはず。。と思う方もいらっしゃると思いますが、確かにそうかもしれません。でも、エコじゃないなーと思うわけです。自分で直せるものは直したいし。やってみてできなければしょうがないけど。もちろん、潔く買い替えることも確かに大事。

とはいえ、娘(アイドル志望)が選定した選りすぐりのクルクルたち。カラフルがとまりません。キラキラがとまりません。そう簡単に手放したくはないわけです。切れても飾ってあります。それはそれで親として切なくもあります。

だからといって買い物にいくと、すんげー時間かかるんですよねぇ。選ぶ楽しみもありますからね!

とにかく!
リペアができれば経済的かな!と思うわけです!

広がってしまったスプリングヘアゴムにはお湯をかければ戻ると知っている人は多いかもしれません。でも、切れてしまった場合のリペア方法はあまり知られていないのでは?と思い、書いてみようと思いました。

前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。

注意事項

紹介する方法は「熱湯」や「ライター」を使います。
やけどには十分注意してください。
こちらではケガ等の責任がとれません。
手元の注意」と「周囲の確認」をお願いします。

また、スプリングヘアゴムの素材によっては復活できない場合があります。
なので諦め半分でやってみましょう。

準備するもの

お湯(熱湯)
ライター
伸びたスプリングヘアゴム
切れたスプリングヘアゴム

予算:ガス代すこし
時間:10分~20分
場所:換気のよいところ

伸びてしまったスプリングゴムを復活させよう

さっそくやってみましょう。

熱湯をお茶碗一杯分ほど用意してください。

伸びきってしまったやる気のないゴムをその熱湯に浸けてください。

しばらく放置します。

ものにもよりますが、私は10分くらいで終わりにしてます。

手順は逆でもOK。

先にヘアゴムを置いてからお湯をかけてもやってることは一緒です。
ただ、お湯がはねたら危ないのでこの順序でやってます。

あと、気付いたかもしれませんが、これはシンクの中でやっています。

ビフォーアフターを比較します。

紫色のスプリングヘアゴムが縮んでいるのがわかりますか?
完全復活とまではいかないかもしれませんが、前よりも少し「キュッ!」としました。

わかりづらかったらすみません。
もう少しわかりやすい比較が撮れたらまたアップしますね!

ちなみにお風呂程度のお湯(38℃~42℃ぐらい)でもしばらく浸けておくと広がりが若干戻ります。とはいえあまいです。もっとぎゅっ!とスプリング感を取り戻したい時に熱湯を使った方法がおすすめです。

切れたスプリングヘアゴムを繋げてみよう

切れてしまったスプリングヘアゴムはライターであぶります。

ビニール系やプラスチック系をあぶって溶かすので、匂いがちょっと気になるかもしれません。外でやるか、屋内なら換気の良いところでやりましょう。

では、やってみます。

スプリングの巻きを確認します。もともとの巻き数よりも多い or 少ない状態でくっつけてしまうと反発してうまくくっつきません。すぐに取れちゃったり、よれる原因になります。

次に片方ずつライターであぶっていきます。

経験上ですが、片方だけ溶かしてくっつけても、つきが弱くてすぐ取れちゃいます。

ポイントとしては、

・切断面をしっかり溶かす。
・両端ともしっかり溶かす。
・直接火にかけず離したところから少しずつあぶる。
・切断面が溶け出して水のようにプルプルになってくる。

感覚的な説明で申し訳ないです。

直接火にかけると焦げて黒くなります。離したところから少しずつあぶり始めて切断面の面全体を溶かします。

ここ注意です。
「面全体」です。

切断面の端っこだけ溶かしてもしっかりくっつきません。切断面の全体が水に濡れたかのようにプルプルしてきたところでストップです。ちょっとテクニックが必要かもしれないです。いらないもので試してからやってみてもいいかもしれませんね。

プルプルの状態の写真、ありません。すみません。あとで撮れたらアップします。

あと、くどいようですが、この時やけどに十分注意してください。

次に、両端をしっかり溶かしたらくっつけてホールドします。

たぶんやりづらいです。溶けているので面を合わせても力の入れ加減で滑ります。なのでなかなか位置が安定しません。

「早くくっつけなきゃ!」と焦ると力んでしまって、さらに位置決めが定まりません。溶かしたところが固まってしまったら、また溶かせばいいことなので焦らずにトライしましょう。

ある程度のところで位置が決まればホールドします。そのまま動かずに固定し続けてください。この時ほんとに少しだけの力をいれて面と面を圧着するイメージで押し当てます。素材によってはくっつきがあまかったり固まりが遅かったりします。あとは口を使ってフーフーします。ものにもよりますが、だいたい1分くらいフーフーしていると固まります。

少しずつ力を緩めます。手を放しても形状が維持されればOKです。固着が落ち着くまでしばらく放置します。
温度や湿度、素材にもよりますが、20~30分も放置すれば十分かなと思います。

以上でリペア完了です。

試しに素材違いのスプリングヘアゴムも試してみます。
要領はいっしょ。

巻きの確認。

切断面の両端をしっかりあぶる。

くっつけてホールド。

フーフーして冷まして固まればできあがり。

くっつけたときに、溶かしたものが溢れてきます。乾くとバリになって残ります。気になる方は完全に固まったあと、カッターや眉毛を切るような小さいハサミでカットすると整います。

今回、撮影のせいだと言い訳したいのですが、少し焦がしてしまいました。くっつけたところが少し黒くなってますね。あぶるときに気を付けないとこうなります。

また、これはあくまでも応急処置的なものだとご理解ください。
引っ張られることに耐えきれず、取れてしまうこともぼちぼちあります。
諦め半分、実験的、チャレンジ的な気持ちでやってみましょう。

家族の反応は!?

熱モノを使うので子どもの前ではやりません。

切れていたクルクルを直し、こっそり収納スペースに戻しました。

さて、反応はいかに。

入浴を終え、出ました。

髪の毛を縛ります。。。

あれ?…なんと!気づかない!?!?!

なんということでしょう!

妻は撮影に協力してもらったので当然知っているのですが、肝心の娘は…他のことに夢中で気づかない!!!

フツーに使っとる!

髪を縛りなおすテイでちらちらと見せたところで、「あー!」とむっすめ。

いや、いまかい。

でもとっても喜んでくれました!

世のパパ方、ぜひ!

まとめ

ガスも高騰している昨今ですが、わが家では子どもたちの飲み物としてお湯を沸かして麦茶を作っています。

ご飯のとき以外にも学校や幼稚園、保育園にも水筒として麦茶を持っていっています。私はときどき、その時のやかんに残った熱湯を使ってスプリングゴムを復活させています。そうです、ついでのエコです。

ライターについては持っていない人がいるかもしれません。ですが、震災時の防災グッズとして持っておくのもいいのではないかと思います。昔は「100円ライター」なんて言いましたが、今は100円では買えませんね。それでも、コンビニなどで比較的安価に手に入ります。リペア的にも防災的にも1つ2つ持っておくのも良いのではないでしょうか。

それでは、以上で終わりにしたいと思います。ここまでご覧いただきありがとうございました!

少しでも誰かの参考になれば幸いです。

参考記事の案内

「100円ライターはあった方が良いですよ」と上で書いてますが、逆に「処分方法に困っている」という方向けの記事もあります。よかったら見てみてください。

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