【梱包節約術】ダンボール箱を加工して送料を節約しよう!

60サイズの荷物と80サイズのダンボール箱が並んでいる。 DIY
  • この記事は「梱包をもっとコンパクトにして送料を抑えたいけどどうすれば…」といった悩みを解決します。
  • 箱の高さのサイズを小さくする方法を紹介します。
  • 写真をたくさん使って「簡単」「わかりやすい」を心がけます。

はじめに

※メルカリに限らずネットフリマや梱包全般に役立つ内容です。

メルカリで出品していたものが売れたとき、梱包はどのようにしていますか?

基本的には

少し大きめのダンボール箱に入れて
緩衝材を入れて
閉じて発送

の流れだと思います。

でもそのダンボール箱、必要以上に大きくて送料を余分に払っていませんか?あと数cm小さくできれば100円くらいお得に発送できそうじゃないですか?

ここでは、ダンボール箱を上手に加工するテクニックを紹介します。

高さと幅を小さくする方法です。

高さだけを小さくしたい場合は下記リンクの記事を参考にしてみてください。「ダンボールサイズ調整カッター」という節約系アイテムにフォーカスを当てた記事になっています。

だれかの参考になれば幸いです。

使ったもの

今回使った道具がカッターマットの上に整頓した状態で写っている。
  • カッター
  • 鉛筆
  • 定規
  • ガムテープ
  • メジャー
  • カッターマット

とりあえずこれで事足りると思います。

手順

今回、例にする状況は

  • 送りたい物は60cmサイズ
  • 手持ちの箱は80cmサイズ
  • ダンボールサイズ調整カッターで高さだけを削ってもサイズダウンできない
  • 幅も削らないとサイズダウンできない

こんな状況と仮定して解説していきます。

ダンボールサイズ調整カッターについては、上にもチラッと書きましたが下記リンクの記事で紹介しています。頻繁or定期的に梱包をする方にはとてもオススメできるアイテムです。よかったら見てみてください。

60サイズの荷物と80サイズのダンボール箱が並んでいる。

とりあえず、流れを簡単に書くと

  • 送りたい物をプチプチで養生して箱に入れる
  • サイズダウンする高さと幅に印をつける
  • ダンボール箱を広げる
  • 印をつなげて線を書く
  • 切り込みと切断
  • 仮組み立て(1回目)
  • 不要な部分をカット
  • 仮組み立て(2回目)
  • ガムテープでとめて完成

簡単と言いつつ少し長いですが、こんな感じです。

①から⑨までの流れを写真を使って説明していきます。

細かいポイントや補足も合わせて書きます。

①送りたい物をプチプチで養生して箱に入れる

案外忘れがちなのですが、プチプチの厚みも考えないといけません。

プチプチで養生してから箱に入れて印をつけていきます。

防水対策としてビニール袋に入れる物もあると思いますが、厚さが薄いので今回は省略します。

送りたい物をプチプチで包装した様子。

②サイズダウンする高さと幅に印をつける

定規を当てて鉛筆で印をつけていきます。

定規は、下の写真のように当てた方が水平が出しやすいと個人的には思います。

ダンボール箱に鉛筆で印を付けている様子。定規を押し当てて水平を出している。

下の写真は幅の印をつけているところですが、ちょっと見づらくて申し訳ないです。

ダンボール箱に鉛筆で印を付けている様子。定規を押し当てて垂直を出している。

③ダンボール箱を広げる

切り込みを入れて広げます。

ダンボール箱にカッターの刃を入れているところ。
広げられたダンボール箱。

④ 印をつなげて線を書く

②でつけた印をつないで線を書きます。

このあと切り込みをいれるのですが、自分でわかる程度の濃さでOKです。

広げられたダンボール箱。鉛筆で印を入れたところ。

⑤切り込みと切断

ここではちょっとだけ想像力が必要になります。

どこに切り込みを入れて、どこを切断するのかイメージすることが大切です。

切り込みを入れる場所はあとで折りたい部分になりますね。完全に切らないように注意です。

といいつつ筆者は想像力が足らず、切る場所を間違えました。

クラフトテープで補修した様子が後半に写っていますがお許しください。

切り込みはカッターの刃先を使って入れます。詳しい方法はもう少し下に進んでから記載します。

鉛筆で印を付けた場所にラインを入れて強調した写真。

下の写真のように切り込みと切断を使い分けて進めていきます。

切り込みを入れる場所は青点線、切断する場所は赤実線と説明している。

切断は普通に切ってください。

次に、カッターで切り込みを入れる方法を紹介します。

まず、下の写真のように少しだけ刃を出してダンボールの表面だけを切ります。

ほんの少しだけカッターの刃を出したところ。

切り込みは刃を入れる深さがポイントです。

カッターホルダー(刃を収めている銀の部分)を当てて基準を作ります。

下の写真を参考にしてください。

ダンボールの厚みを確認しながらカッターの刃を出している様子。

下の写真はダメな例です。刃が出過ぎてしまっています。

ダンボールの厚みからカッターの刃が突き出てしまっているところ。

一通り終えると下の写真のようになります。

切断と切り込みを終えたダンボールの写真。

⑥仮組み立て(1回目)

ダンボール箱を小さくした分、余りが出るので切ります。

どこを切ればいいのか確認するために仮で一度組み立てます。

切る部分がわかったら印をつけておきましょう。

サイズがギリギリで不安な場合は中身を合わせながら印をつけるようにしましょう。

ダンボールの余りを確認している様子。
余りの部分に鉛筆で線を入れている。

⑦不要な部分をカット

切りたい場所に印をつけたら、もう一回開きます。

開いた状態で切ります。

仮組み立てのまま切断してもいいのですが、平面で作業できるときはできる限り平面でやりましょう。

そうした方が線がグラグラにならないしケガもしにくいです。

余りとなった不要な部分に鉛筆で線を入れているところ。

⑧仮組み立て(2回目)

仮組み立て2回目です。

必要に応じて、自分が納得できる形になるまで、繰り返します。

確認すると下の写真のように少しスキマが開いています。

ダンボール箱の収まりを確認しているところ。外側から見て大きめの隙間ができている。

なぜでしょうか。

答えは、もともとの箱の角の部分が原因です。

スキマが大きくなる原因を説明している。

中古のダンボールなのでテープがあちこち写っています。

見づらかったらすみません。。。

中もこんな感じにスキマができてしまっています。

ダンボールの中から発生した隙間を確認しているところ。

このスキマをぴったりくっつけようとすると、底面に影響がでます。

底面を見てみます。

ダンボール箱の底面を確認しているところ。フタがズレている。

底のフタが重なってしまっています。

なので、今度はこの重なっている部分を切ります。

下の写真のように切る部分に線を引いて切断すればOK。

ズレて重なった部分に線を入れたところ。

下を閉じたら今度は上のフタを見てみます。

切り込みを入れたところを内側に折って閉じようとすると、

4つのフタ全てが重なり厚みがでて閉じることができない様子。

4面分が重なってしまい厚みが発生。

フタを閉じることができません。

これをどうにかしていきます。

まずは内側。

内ブタだけを閉じたところ。

重ならないように切断。

内ブタの重なっているところを切ったところ。

次に天面。

ここはスキマを開けずにピッタリ閉じたいですね。

外ブタを重ねたところ。

またカッターをちょい出しして、切ります。

ダンボールの厚みをみてどれくらい刃を出せばいいか確認します。

外ブタの重なりをうまく切るために、カッターの刃先を厚み分だけ出しているところ。

⑤にも書きましたが下の写真のようにカッターホルダーの端っこを活用しましょう。

カッターホルダーを当てているところ。

切って閉じたら下の写真のようになります。

短めのテープで仮止めして、全体的に問題ないか最終チェックです。

外ブタを箱全体の真ん中あたりで切って仮止めして閉じている様子。

⑨テープでとめて完成

テープで本決めして、いよいよ完成です。

ダンボール箱を完全に閉じたところ。

お疲れ様でした。

これで80サイズのダンボール箱を60サイズまでサイズダウンすることができました。

送料100円分、節約に成功です。

まとめに入って終わります。

まとめ

ダンボール箱のサイズを小さくする方法を紹介しました。

少し手間はかかるもののこれで送料を節約できるようになります。一回の送料で100円節約できたとして、これが10回、20回、100回と積もっていくとなかなかの金額になりますね。

「塵も積もれば」の考え方は大切だなーと私自身改めて思いました。

実際にやってみると簡単です。

そして、ここで紹介したやり方は一例に過ぎません。

物に合わせて臨機応変に切る場所を変えたりしてみると新しい発見があるかもしれません。

ダンボール箱のサイズダウンの方法に困っている方は、ここで紹介した方法を参考にいろいろチャレンジしてみてください。

個人的には工作気分で楽しく節約できています。

それでは、これで終わりにします。

この記事が少しでも誰かの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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