【梱包節約術】ダンボールサイズ調整カッターの使い方

サムネイル画像。ダンボールサイズ調整カッターをダンボール箱に引っかけて、使っているところのイメージを意識した写真。コンセプトの「発送コスト節約術」「ダンボールサイズ調整カッターの使い方」を記載。 DIY

この記事は、

  • 「梱包をコンパクトにして送料を抑えたいけどなにか良い方法はないかな?」といった悩みを解決します。
  • 箱の高さを簡単に小さくできる方法を紹介します。
  • ダンボールサイズ調整カッターの使い方について説明します。

はじめに

※メルカリなどのネットフリマで役立つ内容です。

こんにちは!
アンドレです。

梱包を最小限にして送料を節約する方法はいくつかありますが、今回は「ダンボールサイズ調整カッター」を使った方法を紹介します。

聞き慣れない人もいるかもしれませんが、簡単に言えば節約系アイテムです。

ご存じない方はぜひご覧ください!知ってるけど使い方がいまひとつ...という方もぜひ参考までに見てみてください。

ほんの少しでも役立つ手がかりになれば嬉しい限りです。

ダンボールサイズ調整カッターの特徴紹介

「ダンボールサイズ調整カッター」

ネットで調べてみるといろんなものが売っています。形も値段も様々です。

私はダイソーで買いました。

組み立て前のダンボール箱の上にダイソーのダンボールサイズ調整カッターが置いてある写真。

実はダイソー以外のものは使ったことがないのですが、値段が高いものになると

調整できる幅が大きかったり
調整できる幅がミリ単位でできたり
取っ手が持ちやすかったり
刃が特殊だったり

するっぽいです。アバウトですみません。

この記事ではダイソーで買った「ダンボールサイズ調整カッター」を紹介していきます。

調整できる幅は2cmから14cm。

高価なものになると2.5cmから28cmくらいまで調整できるようですが、私はダイソーのものでも申し分なく使うことができています。

110円で買えますが、送料を一回分節約できればすぐにペイできちゃいそうな金額なので、ひとつ持っていても損ではないなーと思います。

細かいところの写真を載せますね。

フローリングにダンボールサイズ調整カッターが置いてある。側面を写した写真。
フローリングにダンボールサイズ調整カッターが立てて置いてある。上から見た写真。矢印で調整幅を示して「だいたい2cmから14cmくらいまで調整できる」と記載。
ダンボールサイズ調整カッターのカバー部を拡大した写真。カッターの部分にカバーが付いているので安全である旨を記載。
ダンボールサイズ調整カッターのカバー部を拡大した写真。カバーを半開きにしている。半開きの状態で幅が調整できる。
ダンボールサイズ調整カッターのカバー部を拡大した写真。カバーを完全に開けてロックしている。
ダンボールサイズ調整カッターの刃を拡大した写真。カッターが山形の形状になっている。
ダンボールサイズ調整カッターの刃を拡大した写真。上の写真の反対側から撮ったところ。
ダンボールサイズ調整カッターのカバー部を拡大した写真。上に載せた写真の向き違いでカバーが半開きになっているところ。
ダンボールサイズ調整カッターのカバー部を拡大した写真。上に載せた写真の向き違いでカバーが完全に開きロックしてあるところ。

それでは使い方を説明していきます。

使い方とポイント

まずダンボール箱に送りたい物を入れます。

ダンボール箱に送りたい物が入っている。

ちなみに中身は本です。

余分なスペース(高さ)はだいたい8cmくらいあります。

平置きした本の周りも余分なスペースに見えますが、今回は「高さを小さくする」ことに着目して記事を書きます。

高さだけでなく幅も小さくしたい場合については、ダンボールサイズ調整カッターを使わない方法を別の記事で紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。

ダンボール箱に中身を入れた状態で余分なスペースがどのくらいあるのか点線を使って表している。

ダンボールサイズ調整カッターを準備します。

カバーを開けて切り込みを入れる高さに刃を合わせます。

カバーを開けるとミニカッターが出てくるので、ケガをしないように注意しましょう。

ダンボールサイズ調整カッターを使っているところの写真。高さを調整している。

前述しましたが高さ調整のやりかたは

カバーを半開きにして高さ調整
カバーを完全に開いて固定

でしたね。

下の写真はカッターを中身に素直に当てた状態。
もう一段下げても良さそうです。

ダンボールサイズ調整カッターを使っているところの写真。高さを調整している。

下の写真はもう一段下げたところ。

カッターの頭が少し出張っているので、ずらして微調整しましょう。これ以上下げると中身より下になってしまうのでやめました。

この高さで進めていきます。

ダンボールサイズ調整カッターを使っているところの写真。高さを調整している。

手間にはなりますが、中身を一度出しましょう。その方が効率良く作業ができるし、なおかつ中身(本)を傷つけないからです。

ミニカッターがついている方を持って、横にスライドしながら切り込みを入れていきます。

ダンボールサイズ調整カッターを使っているところの写真。スライドして罫書く様子。
ダンボールサイズ調整カッターを使っているところの写真。スライドして罫書く様子。
ダンボールサイズ調整カッターを使っているところの写真。スライドして罫書く様子。

一直線に切り込みを入れるには力の入れ方に少し工夫が必要かなと思います。

ちなみに撮影の都合により片手でやっています。やるときはもう片方の手で箱をしっかり押さえましょう。

カバーの部分を引っかけて高さを維持しつつ切り込みを入れるわけですが、ちょっと油断すると切り込み線がガタガタになります。

引っかける方向に少しだけ力を入れながら、
切り込みを入れる力も与え続けないといけない。

といった具合なのですが、これはやってみて感覚を掴んでいくしかないと思います。トライの精神ですね。

ダンボールサイズ調整カッターを使うときのコツを説明しているところ。矢印と説明文が記載されている。

切り込みを入れると下のような感じに線が入ります。

ダンボール箱の内側に罫書き線が入っている様子。

上の写真は比較的キレイにできたつもりですが、たとえ切り込み線がガタガタになっても大丈夫。

見栄えが悪かったとしてもしっかり梱包できて相手に届けられれば問題はないと私は思います。

それでも見栄えが大切な場合もあると思います。

そんなときはクラフトテープがおすすめです。もちろん布テープでも全然OKです。

ただ、クラフトテープの方がダンボールに自然な感じで馴染む気がして個人的には相性がいいんじゃないかなーと思います。あくまで見た目の話です。

下の写真は切り込み線にクラフトテープを貼ったところ。すでに四隅を切っていますが参考まで。

ダンボール箱の罫書き線にクラフトテープを貼ったところの写真。

切り込み線にテープを貼ることは補強にもなるので、重量物を入れるときや、切り込み線だけではなんとなく不安...といった場合にもおすすめです(個人的見解)。

補強の要素が強い場合はクラフトテープより布テープの方がおすすめですね。

目的にあわせて貼るか貼らないか、クラフトテープか布テープか、を選んでみてください。

次に、切り込みを入れる場所について説明します。

すでに長辺に切り込みを入れていますが、短辺の切り込みは少しずらした方が良い感じになりますよって話です。

細かい話ですが、高さを変えずに普通に切り込みをいれて閉じたときに長辺と短辺のフタが干渉してしまうんですね。それだと上手く閉じることができずフタが盛り上がってしまいます。

これ、「あと1cm弱でサイズダウン(送料削減)できたのにぃ!!」ってことがあってから心がけている細かいポイントです。

ほんとにちっちゃい話ですが、少しでもコストカットに繋げたい、それでもちゃんと見栄えは意識したい...という気持ちでやるようにしています。

なので、短辺の切り込みは長辺より一段分下げていれるようにしています。

言い換えると、内側に入るフタの部分は外側より一段分下げて、切り込みを入れるようにしている、ということです。

写真で説明していきますね。

下の写真は長辺も短辺も切り込みを入れ終えたところ。あえて段違いに切り込みを入れています。

罫書き線を段違いに入れたところの写真。

それぞれ切り込みを入れたら四隅をカッターで切ります。一番下まで切らずに、切り込み線を入れた高さまで切ります。

ダンボール箱の四隅をカッターで切るところの写真。
ダンボール箱の四隅をカッターで切ったところの写真。

四隅を切ったらフタを閉じます。

切り込み線をずらすことで下の写真のようになります。

ダンボール箱を閉じて内ブタと外ブタが干渉していない様子。

次が最後。
もう少しで終わります。

あとは内ブタと外ブタの余分なところをカットして完成です。

まず内ブタ。通常のダンボール箱をイメージして内ブタは大きめにカットします。ある程度の大きさがあれば問題ないと思います。今回はもともとあった折れ線に沿ってカットしました。

内ブタだけを閉じたところ。
内ブタの重なっているところを切ったところ。

次に外ブタ。外ブタは外装になるので内ブタみたいに大きめにカットしてはいけません。ピタッと閉じてあげたいです。

内ブタまで切ってしまわないように注意します。重なった外ブタの厚み分だけカッターの刃を出して真ん中あたりで切ります。

外ブタを重ねたところ。
外ブタの重なりをうまく切るために、カッターの刃先を厚み分だけ出しているところ。
外ブタを箱全体の真ん中あたりで切って仮止めして閉じている様子。

あとは中身を入れてテープで閉じれば最小限の梱包の完成です。

これで使い方とポイントは以上です。
お疲れ様でした。

補足

前述した使い方についてですが、箱の内側に切り込み線を入れるやり方を説明しました。

ですが、内側からはやりにくい...という人もいると思います。そんなときは外側から切り込み線を入れてしまってもOKです。外側からミニカッターで切り込み線を入れて内側に折ってしまいましょう。

そうすると切り込んだ部分が外側に開いてしまうので、クラフトテープなどで補強すればちゃんとした梱包が作れます。

やりやすい方でやりましょう。

まとめ

ダンボールサイズ調整カッターを使った送料節約術を紹介しました。

力の入れ方など細かく説明したつもりですが、うまく伝わりましたでしょうか。下手な説明で申し訳ないのですが、少しでも役立つ内容になれば幸いです。

ダンボールサイズ調整カッターを持っていない人でも100円ショップで買える良品なので、ぜひお試しください。

100円なら送料1回分を節約すればすぐにペイできます。そのあとは100円、200円と少額ではあるものの、発送1回ごとにそれが積み重なっていきます。100円を10回節約できれば1000円になりますね。

ネットフリマを頻繁に利用されている人、荷物の発送が多い人、引越しが多い人には特にオススメの節約術です。そのような方は少し高めのダンボールサイズ調整カッターを買ってみても良いかもしれません。2000円くらいするものもありますが、作業効率がすごく良さそうです。

ダイソー以外のものを使ったことがないのであまり下手なことは言えないのですが、YouTubeなどで見る限りめっちゃやりやすそうです。

ご自身の状況に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。ひとつ買ってしまえば手放せなくなるアイテム間違いなしです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!なにか気になることがあったら気兼ねなくコメントください。どんな些細なことでもコメントいただけたら嬉しいです。

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