1.梱包できない物はない!?巻きダンボール、ハイパーオススメです!
巻きダンボールって知っていますか?
私はメルカリを始めるまで実はよくわかっていませんでした。
一般的に「ダンボール」と聞くと” 板状 ”のものだったり、ダンボール” 箱 ”を思い浮かべると思います。巻きダンボールはそうではありません。
ロール状になって売っている梱包材なのですが、ダンボール板の「片面だけ」のつくりになっています。
通常のダンボールは
「平らな面+なみなみ+平らな面」
でできています。
それに対して巻きダンボールは
「平らな面+なみなみ」
だけです。
平らな面をひとつ無くすことで、緩衝性もさることながら折り曲げが簡単になります。
結論、どんなものでも「最小限のサイズ」で梱包できるようになります。
ちなみに、巻きダンボールのことを「巻ダン」とか「片面ダンボール」、「ロールダンボール」などと呼んだりもします。ここでは「巻ダン」を多用します。
手順を解説します。
2.巻ダンの使い方(簡潔に)
①巻きダンボールを敷きます。
②梱包したい物を置きます。
③包みます。
④海苔巻きみたいになります。
⑤切り込みを入れます。
⑥適度なところで折り曲げて完全に包みます。
⑦テープでとめてできあがり♪
3.使い方のポイント
1⃣なみなみの面に商品を当てましょう。
2⃣包むときは商品に沿わせてピッタリと。
3⃣切り込むところは慎重に。よくイメージしましょう。
4⃣完全に包むとき、短めのテープで仮止めしながら進めると包みやすいです。
5⃣はみ出た部分は切り落とす。端はできるだけ整えます。
4.実際に梱包に困り、巻ダンに助けられた一例
商品に見合った箱を探すのはちょっと大変ではないですか?
私がまだ不慣れな頃、ホームセンターでよく頭を抱えていました。
いろいろ調べて巻ダンに行きつきました。
実際に巻ダン梱包でコスパUPを図れたものは、
壁掛け時計
ショルダーバッグ
ヘルメット
ハット帽用丸箱
ウォーターサーバー
既成の箱で梱包さえた商品(箱付きの靴など)←特にコスパUP!
…などなど。
これらが「最小のサイズ」で梱包できれば配送料を削減できます。
壁掛け時計は、意外と薄いです。
プチプチで養生しても薄いです。
見合った箱を探すとなかなか無かったり、あったと思ったらサイズが大きかったり…
60サイズで収まるものが80サイズになったりで無駄にコストがかかってしまいます。
かと言ってネコポスやゆうパケットポストのサイズの厚さ、”3cm”では収まりません。
幅もオーバーするものが多いです。
他も一緒です。
見合った箱を見つけるのに骨を折ります。
箱付きの靴は良い例です。
購入時の箱を保管している方、割と多いのではないでしょうか。
出品するときのアピールポイントにもなりますし、箱付きで出品したいですよね。
箱だけで考えると60サイズに収まります(例えばです)。
プチプチで養生します。
プチプチが透けて箱が見えます。
良い評価を得るには心もとない。
手抜き感もあるし、衝撃や摩耗、破れに耐えられるか不安。
そこで新たに買ったダンボールに入れようとします。
丁度いい箱がなく、80サイズにしてしまいます。
そこで100円、損します。
もちろん、大きめの箱を加工して小さくする技もあります。
それでももちろんOKです。ですが私は「ダンボールもったいなくね?」と思うようになりました。
地味に高くないですか?
商品に巻ダンを巻き付ければ、商品+数ミリの梱包サイズで梱包できるようになります。
巻ダンを使えば、配送コストの削減を図ることができて、プチプチだけの簡易梱包に比べて養生がしっかりできますので、購入者も安心です。そして評価に繋がっていきます。
新品の箱に入った商品も同様です。
5.メリットがあればデメリットもある。
梱包の自由度がかなり高くて、なにより安いという点が主なメリットです。
・割れ物などに使用するのは少し不安。
プチプチの上から巻くにしてもピッタリと巻き付けるので、商品までまだ近さを感じます。そんなときは物にもよりますが、箱に緩衝材を敷き詰めて梱包する方が間違いないです。
・加工の手間がかかる。
切り込みを入れたり、折り曲げたり少し工夫が必要です。図工感覚で楽しめればいいのですが、形によっては手こずることもあります。慣れてくるとそうでもないのですが、初めのうちは時間がかかるかもしれません。
6.まとめ
巻きダンボールは優秀です。
梱包以外にも、緩衝材にも使えますし、引っ越しのときの壁や床の養生としても使えます。
子どもの工作にも使えますし、余ったものは猫の爪とぎにも流用することができます。常時ストックしていてもいいと思うオススメ多用途梱包材です。
使ったことがない方、梱包にお困りの方は是非一度お試しください。
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